こんにちは!
市ケ谷整体院の野元です!
おそらく、日本人の中で一番多いのは「37度を越えたら発熱」という認識かと思うのですが、これは単に、昔の水銀体温計で37度のところが赤字にされていたことによる誤解なんだそうです。本来は、日本人の健康時における平均的な体温、という意味で赤く強調されていたんだとか。
昔、小学校などの予防接種時にも、37度を越えたら注射をしないことになっていた記憶があります。こんなところも誤解に輪をかけたんでしょうね。37度は越えてはいけない熱発ラインではないみたいです!
これについては、個人により平熱が違い、年齢や1日の時間帯によっても違うため、決まってはいないようです。大事なのは自分の平熱を把握しておくこと。平熱よりもあきらかに高ければ発熱ということになります。
また、体温は明け方の4時頃に一番低く、夕方に一番高くなりますので、1日の中での変化も関係してきます。正確を期すためには時間帯ごとの体温を把握しておくと完璧ですね!ちなみに感染症法では、37.5度以上が発熱、38.0度以上が高熱と分類されているそうです。
現在は、食生活や生活習慣、睡眠の乱れなどにより、平熱が35度代になる低体温の方も増えています。過去にも何度か書きましたが、体温は1度下がる毎に免疫力が30%下がるといいます。
入浴や、ココアやしょうがを摂ることでも一時的な体温アップにはなりますが、根本的な体温アップを図るためには、やはり筋肉をつけるのが一番の早道のようです。男性よりも女性のほうに冷え症の方が多いのも、筋肉量の差だと言われています。
やはり筋肉量が多いと血の巡りも良くなり、基礎代謝がアップして、体温も上がるのでいいことづくめなんですね!