こんにちは!
市ケ谷整体院の野元です!
実りの秋と言えば、いろいろな食材が思い浮かびますが、その中でも果物の充実ぶりは特筆ものです。ぶどうや柿、和梨・洋梨などのメジャーなものから、プルーンやザクロ、あけび、ドラゴンフルーツも秋のものなんだそうです。
さて、この果物。いつ食べることが多いでしょうか?
おそらくは、高確率で「食後」という方がいらっしゃるのではないかと思います。懐石料理を食べに行ったって、最後に「水物」として果物が出てきます。しかしこれ、果物を食べるタイミングとしては最悪なんだそうです!理由は、普通の食事と果物の消化速度の差なんだとか。
つまり、空腹状態なら30~40分で消化されてしまう果物が、その他食物の後で胃に入るとずっと胃に留まることになり、それがさまざまな不具合をおこすのだそうです。
「朝の果物は金」という言葉もありますが、これはあくまで空腹時に食べるならというお話のようです。栄養を損なわずに、身体に良い状態で食べるには、果物単独で食べるのが正解。
果物を食べた後になにかを食べるなら40分以上、ごはんを食べたあとに果物を食べるなら2~3時間以上、時間を空けるのが消化のためにはいいんですって。
ちなみに、いくら食べても太らないくらい健康的!なイメージのある果物ですが、含まれる糖質は果糖がメインです。果糖はブドウ糖と代謝経路が違い、直接肝臓で代謝されるため、あまりにも食べ過ぎると直結で中性脂肪に変換され、最悪脂肪肝の原因ともなるそうです。
柑橘系とバナナなどでは果糖の量がずいぶん違いますので、果物の種類にもよりますが、とりあえず適量を心掛けて旬のものを美味しくいただきたいものです!
「食後のデザートにフルーツ」という、いままでのイメージと違うかも知れませんが、せっかくのおいしいフルーツ、体にも優しく、より効果的に摂取していきたいものですね!
朝ごはん代わりに、小腹が空いた時の間食として、上手に取り入れていきましょう!