コラム

台風の名前?

こんにちは!

市ケ谷整体院の野元です!
台風13号が猛威を振るっています。
交通にも影響が出ているようで、これから明日の朝にかけて風と雨がピークを迎えるそうなのでくれぐれも注意して下さい!
さて、そんな台風にはそれぞれ名称があるのをご存知でしょうか?
国内で最も多用されている台風の呼び名は「台風番号」(台風第○号、台風○号)ですが、特に甚大な被害をもたらした台風には、上陸地点の地名等を用いて気象庁により別途、命名されることがあります(例:伊勢湾台風、室戸台風)。

問題は、あの不思議な台風のカタカナ名称です。

今回の台風13号はSHANSHAN(サンサン)。次に接近中の台風14号にはYAGI(ヤギ)。

通称「アジア名」と呼ばれています。

台風のアジア名は、アメリカ及び日本を含むアジア各国で構成された台風委員会によって定められた台風の国際的名称のこと。

 

台風には従来、米国が英語名(人名)を付けていましたが、北西太平洋または南シナ海で発生する台風防災に関する各国の政府間組織である台風委員会(日本含む14カ国等が加盟)は、平成12年(2000年)から、北西太平洋または南シナ海の領域で発生する台風には同領域内で用いられている固有の名前(加盟国などが提案した名前)を付けることになりました。
国内では少々マイナーですが、国外では広く使用されており、2000年から台風の国際的な呼び名として使用されています。
アジア名は全部で140個あり、140番目まで使用されると1番目に戻るという決まりが定められています。

台風の年間発生数は最低14回(2010年)~最高39回(1967年)、平均値が約25回となっていますので、アジア名はおよそ5~6年で一巡することになります。

 

ただし、甚大な被害をもたらした場合は、将来的にその台風に関する情報を特定して取り扱うことが見込まれることから、以降、同じアジア名は使用せずに名称変更されることがあります。

 

なお、日本が名付けたアジア名には、台風の影響を受けやすい船乗りになじみの深い「星座の名前」(テンビン、ヤギなど)が採用されています。

異常気象の昨今、聞き慣れないカタカナがよく出てきてどんな現象なのか理解していなかったのですが、気象庁のホームページで分かり易く解説されていますので気になる方は是非!