コラム

その不調..栄養不足かも!?

こんにちは!

市ケ谷整体院の野元です!
皆さん「新型栄養失調」という言葉をご存知でしょうか?
この飽食の時代に栄養失調なんてあるわけないと思いがちですが、実はなかなか深刻な問題になっているようです。

 

高齢者が特に取り上げられていますが、食事を極端に減らすなど無茶なダイエットを行う若い女性などにもこの症状が増えています。外見はすごく細いのに、体脂肪率だけがとても高い方など要注意です。

 

新型栄養失調とは、加工品やコンビニ食、インスタント、菓子パン、お菓子などの手軽に食べられる炭水化物過多な生活を送ることにより、カロリーだけは足りているのに、タンパク質やビタミン、ミネラルなどの栄養が不足している状態を言います。

 

コンビニ食など食べないお年寄りでも、ごはん、おつけもの、煮物などだけを食べていると、タンパク質が不足しがちになってしまうのです。タンパク質は「食い貯め」ができませんので、毎食自分の手のひら一杯程度の肉、卵、魚、大豆食品などを食べるのが目安になります。

 

満腹なのに、気が付けばなにかおやつをつまんでいるということはありませんか?

人間の身体は、タンパク質やビタミン・ミネラルが必要量に達していないと、それを補おうとして食べ過ぎるとも言われています。この時にちゃんとタンパク質やビタミン・ミネラルを補えればいいのですが、ただ単に食欲がおさまらないというふうに感じるだけでは、手軽なお菓子やスナック、パンなどに手を延ばすことになり、悪循環にハマってしまいます。

 

新型栄養失調を避けるためには、なによりもタンパク質をしっかりと摂ることが大切です。人間の身体は約60%が水、その他にはタンパク質(約18%)や脂肪(約18%)、ビタミン・ミネラル(約3.5%)でほとんど作られています。それらが足りないと、身体に不調が出てくるというのは、必然なのです。

 

 

ぜひ「満腹」だけでなく「食べるものの質」にもこだわっていろいろな種類の栄養豊富な食品を万遍なく食べ、丈夫な身体を作ることでこれからの暑い夏に備えてくださいね!