コラム

焦げた食べ物は目に悪い?

こんにちは!

市ケ谷整体院の野元です!

 

 

 

以前、たまたまつけたテレビの番組の中で「老眼になりやすい人となりにくい人の違い」という話をしていました。

お医者さまが説明していたのですが、その差というのが「焦げた食べ物を多く食べているか、食べていないかの違い」とのことでした。

焦げた食べ物の中にはAGEs(終末糖化産物)が含まれており、これが目に悪いというのですね。AGEs(終末糖化産物)とは、簡単に言えばタンパク質と糖が加熱されてできた物です。

 

AGEs(終末糖化産物)が原因?

いやいや、そこはちょっと待ってください。

 

 

AGEs(終末糖化産物)が原因だというのならば、それこそ砂糖・穀物を初め、あらゆる糖質も原因ということになります。なぜそこで「焦げた食べ物」と限定されているのでしょう?(大人の事情でしょうか?)

 

特に食べ物からの外因性AGEsの影響は、過剰な糖質を食べた後に体内で起こる糖化=内因性AGEsの影響よりもずいぶんと少ないという説もあります。

※外因性AGEは、約7%が消化過程で排出されずに体内にとどまるとされてます。

 

過去、小泉今日子さんの化粧品のCMで「錆びない人」という宣伝文句があったのをご記憶でしょうか? あれは化粧品による抗酸化作用を訴えたものでした。
最近のアンチエイジングや健康の話題では「焦げない人」=抗糖化がトレンドです。

 

糖化を抑え老化防止

外因性のAGEsももちろん気にしたほうがいいのでしょうが、まずは食後の血糖値が150や200を超えないようにするということが肝要です。
急激に血糖値を上げない食品を選ぶなど、糖化の抑制が若々しい身体につながるようですよ!

 

ちなみに、前記のテレビ番組では、アーモンドを1日20~25粒食べるのも、AGEsの体外排出に良いとされていました。気になる方は試してみてくださいね!