こんにちは!
市ケ谷整体院の野元です!
肌が乾燥すると荒れやすくなったり、化粧のノリが悪くなったり、ひどい時には白く粉をふいたようになったりもします。
なので、肌の乾燥を気にする女性たちは、一生懸命スキンケアをするわけですね。今回は、スキンケアではなく、栄養の方から乾燥肌を考えてみたいと思います。
一般的に、乾燥肌対策と言えば、コラーゲンとヒアルロン酸です。
化粧品に配合されているだけでなく、食べてもよいとされています。
ただ、この2つ、よい評価ばかりではなく、むしろお医者さんなどからは「塗るのも食べるのも無意味」と言われることも多かったようです。
特に専門家から否定される理由としては、食物やサプリから経口摂取した場合、コラーゲンとヒアルロン酸はそのままでは分子が大きすぎて吸収されず、それぞれコラーゲンはアミノ酸に、ヒアルロン酸は糖に分解されて吸収されることになるため、体内で期待とはまったく違うものとして働くと考えられているためです。
食べたコラーゲンやヒアルロン酸が、そのままお肌を綺麗に保つ体内のコラーゲンやヒアルロン酸になるわけではないということですね。
ただ、最近は「いや、やはり効果はある」という説も出てきています。
現在のところの一番妥当な理解としては「まったく効果がないわけではないが、期待するほどではないかもしれない。効果を実感する人はいるが、医学的な証明ははっきりと提示されていない」という感じでしょうか。
肌にいいという評判が、当たり前のように一般にまで浸透しているコラーゲンとヒアルロン酸。
将来的に、プラシーボ効果だけではない、なにがしかの医学的な効果が証明されると、現在摂りつづけている方にも朗報になるでしょうね。
確実なところでは、乾燥肌解消に必要と言われる栄養は、ビタミンA、B、C、Eです。
ビタミンAは、新陳代謝を活発にし、Bは肌全般によい栄養素として知られています。
Cは体内でコラーゲンを生成するのに必要で、Eは血行を良くします。
その他、肌のために必要と言われるミネラルには、鉄と亜鉛があります。
スナック菓子やファーストフードなどの添加物が多い食事をしていたり、喫煙・飲酒をしていると、せっかく食事からビタミン・ミネラルを取っても消費されることが多くなります。
不摂生を控え、多種多様な野菜や果物、肉類などをバラエティ豊かに食べることが、結局乾燥肌にも良い効果をもたらすということのようです。