コラム

加齢臭に効果?

こんにちは!

市ケ谷整体院の野元です!

 

 

一時期、アンチエイジングや美容、疲労回復のために良いと評判になったのが「コエンザイムQ10」。覚えてらっしゃいますか?昨年、おもしろい発表がありました。

コエンザイムQ10、加齢臭抑える効果 資生堂が初発見(朝日新聞デジタルより)

 

対象が6人なので、研究結果としては少し弱い気もしますが、一般的な加齢臭対策の、また別方向からのアプローチとして試してみるのもいいかもしれません。

 

そもそも加齢臭とは、皮脂などが酸化されることが一因で発生するとされています。
原因として有名な「ノネナール」は、皮脂の成分の一つであるパルミトレイン酸が酸化することで発生します。つまりは体内で発生する活性酸素が関わっているというわけですね。

 

もちろん人体は活性酸素に対する能力を持っているのですが、人間の抗酸化能力は、歳を取るごとに弱っていきます。逆にパルミトレイン酸は歳を取ると増えてくるということなので、加齢臭が出てくるようになってしまうとのこと。
そう考えれば、高い抗酸化力を持つコエンザイムQ10が加齢臭の抑制に効くというのも納得できる話です。

 

そういう理屈であるならば、ビタミンCでもEでも、アスタキサンチンでもピクノジェノールでも、抗酸化力の高いものなら、コエンザイムQ10に限らずなんでも加齢臭対策になりそうですし、しっかりと加齢臭対策=活性酸素対策をすれば、身体のほかの不調も改善される可能性があるかもしれません。
もちろん、サプリはあくまで補助。生活習慣・食生活での対応を第一に考えてくださいね!

 

静電気と健康の関係について、静電気が起こるから身体に悪いのではなくて、体調が悪いから静電気が起こりやすくなるのではないかという説もあります。加齢臭に関しても同じことが言えるのならば、フレグランスやみょうばん水など外から臭いをごまかす対策だけでなく、身体の内側からのケアが大切ということになりますね。

 

ともかく、においだけに限らず、抗酸化と抗糖化は昨今のアンチエイジングには欠かせません。いつまでも若々しくいたい方は、身体の内外からしっかりと対策していきましょう!