別名「人間をダメにする家具」とも言われています！笑

一旦足を突っ込むと暖かいし、気持ちいいしで、そこから動きたくなくなる気持ちはよくわかります。

すべての行動をこたつから手の届く範囲で済ませようと、こたつの周りにさまざまなグッズが円を描いて置かれているというツワモノもいらっしゃるかもしれません。

このこたつ、起きているあいだに使う分には問題はないのですが、その中でうたた寝をすると、思わぬ弊害があるようです。一番深刻なのが、脳梗塞、心筋梗塞です。

こたつは体温よりも暖かいものですから、長くその中でうたた寝などすると、脱水症状の出る危険性があるのです。脱水症状が長く続くと血液がドロドロに⇒血栓ができやすくなるという流れです。同じ理屈で、つけっぱなしの電気毛布やホットカーペットも要注意です。

また、睡眠中は体温が下がるのが普通ですので、こたつでうたた寝＝体温が高いままだと、睡眠の質的にも良くありません。知らないあいだに汗をかき、風邪を引きやすくなったりしてもいけませんし、こたつでうたた寝している方を見かけたら、気持ちよさそうに寝ていても起こしてあげるのが正解です。

こたつといえば「みかん」ですが、柑橘類の皮や白いスジの部分に含まれるビタミンP（ヘスペリジン）には、毛細血管のメンテナンスをしてくれる働きがあります。漢方薬としてのみかんの皮「陳皮」の主成分です。

みかんには水分もありますので、脱水予防にもいいですね！

やはりこたつ＋みかんは最強の組み合わせのようです。