こんにちは!
市ケ谷整体院の野元です!
かなり過ごしやすい気温になってきましたね!
食欲の秋がそこまでやって来ているのを感じます。春夏秋冬食欲旺盛な私です。
さて、日本人と胃腸の不調はなかなか切り離せないイメージがあります。
それほどに、胃腸用の医薬品のCMを毎日見ますし、ドラッグストアなどで見てみても、胃腸薬の種類はとても豊富です。ということで、今回は消化吸収にともなう不調のお話です。
胃薬といえば、有名な商品の多くが胃酸を抑制するタイプのものですが、基本的に日本人は欧米人に比べて胃酸が少ない人が多い傾向にあります。
なんだかいつまでも食べたものがもたれる、膨満感がある、げっぷが多く出る、消化された気がしない、爪がもろい、抜け毛が多い(女性)、などお困りの方。
簡単なテストで自分の症状が胃酸不足なのか、胃酸過多なのか、おおまかにですが見分けることができます。
胃酸不足or胃酸過多チェック
まず用意するのはレモンと水。
レモン汁を大匙一杯に対して、3倍の水で薄め、食事のあいだにひと口食べたらひと口飲む、ということをなくなるまで繰り返します。
※レモンの代わりにお酢やクエン酸でのやり方もあります。
これで、食後2~3時間経過後に胃がすっきりする人は胃酸不足、逆に胃がむかむかしたり不快感を感じる人は胃酸過多という傾向にあると判断できるそう。
【注】胃潰瘍、十二指腸潰瘍、食道潰瘍などの消化性潰瘍、その他すでに胃に問題のある方は行わないで下さい。
また、冷たい飲み物をたくさん飲み水分を取りすぎてしまうと、そのせいで胃酸が薄まってしまい胃酸不足と同じような症状が出てしまうこともあるようです。
胃でしっかりと食べたものが消化されないと、必要な栄養を身体に吸収することにも不都合が出てきますし、胃酸が不足したり薄まったりしている状態だと、ビタミンやミネラルも吸収が阻害されてしまいます。
胃酸不足の方の場合、対応策は食事の時にレモンやお酢などの酸味のあるものを取り入れるか、タンパク質の消化を助ける酵素を持つパパイヤやキウイ、パイナップルなどのフルーツを上手に利用する、塩酸ベタインやタンパク質の消化酵素ペプシンを含むサプリを利用する、などが考えられます。
もちろん大前提として、まずは食べ物を良く噛み、ゆっくり落ち着いて適量食べることから心がけてくださいね!