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本格ミステリとハードなボイルド

こんにちは!

市ヶ谷整体院です!

突然ですが皆さんはイケメン俳優と高IQの天才に飽きた頃ではありませんか..?

ハードボイルドなゲキ渋親父の本格ミステリがお好みの方、朗報です!

現在Amazonビデオにて配信中のマイクル・コナリー原作、

ロサンゼルス市警察刑事ハリー・ボッシュを主人公とする

ミステリー小説のテレビドラマ化作品『BOSCH/ボッシュ』についてご紹介したいと思います。

正に色気のある刑事ドラマ。

 

 

 

主人公を演じるタイタス・ウェリヴァーも含め、”いわゆる”テレビ映えする俳優はほとんど登場しません。

さらに出演陣の年齢層は割りと高く、派手な銃撃戦やカーチェイスも皆無なので、

非常に落ち着いたトーンでストーリーが展開され、

印象としては“刑事のリアルな日常”を淡々と映し出した内容に近いです。

徹底した現実ベースの世界観と、人間味のある(作り物っぽくない)キャラクターは最大の魅力で、

このドラマ独特の色気を放っています。

 

 

肝心のストーリーは多層的で、二転三転するので最後まで興味が続きます。

「二度目は観る必要がない」と感じる”消耗品と化した”ドラマも多いですが、

『ボッシュ』の場合は当て嵌まりません。人間模様が複雑かつ濃密。

また、無関係に見えた出来事が次第に交差するストーリーテリングも見事であり、

ボッシュの過去とトラウマに迫る結末も納得の仕上がりになっており、二度は楽しめます。

 

 

 

さらに、ワンポイント的に登場するボッシュの愛娘マディや前妻エレノアとの交流を描くエピソードは、

ボッシュの人間性に幅を持たせる要素になっており、

ボッシュと家族の関係性は今後のキーポイントになってきます。

ボッシュは40代半ばのくたびれたシャツを着ているロス市警の警部ですが、

アメリカの特殊部隊「グリーンベレー」に所属していた経歴を持っていて、実技もイケるタイプです。

現場に出て事件を解決していく「相棒スタイル」ですが、

最初から最後まで「一つの大きな事件」がシーズン1では動いてきます。

 

家ではロスを見下ろす夜景を眺め、レコードからジャズを流しながら思案に耽るボッシュ。

その姿に痺れる方はきっと居るはず!笑

現在、最終のシーズン7を目前にしたシーズン6まで配信されおりますので、

気になる方には是非お勧めですが一気見必須なので寝不足にお気をつけ下さい!