コラム

「座ること」は身体に悪い?

こんにちは!
市ケ谷整体院の野元です!

 

 

喫煙や、度を超した飲酒が健康に悪いことはみなさんご存じでしょうが、実は「座ること」も同じくらい健康に悪いのだという、クィーンズランド大学で公衆衛生を研究しているジェネヴィーヴ・ヒーリー博士の研究報告があるのだそうです。

ちょっと調べてみますと、消費カロリーが落ちるので肥満の元だとか、寿命が縮むとか、死亡リスクが上がるとか、大腸ガンや前立腺ガンの危険性が上がるとか、コレステロールや心疾患に悪影響があるとか、不安になるようなことがいろいろ書かれています。

 

しかし、そんなことを言われても現代社会でデスクワークをしている人は、多かれ少なかれ1日8時間近くは座っているという方が多いはず。

座り続けることの弊害が認知されてきた昨今では、北欧や欧米の先進的なベンチャー企業などではスタンディングデスクを使うところも増えたそうですが、通常の日本企業のオフィスで座らずに仕事をすることはなかなか難しいです。

 

ただし、このスタンディングデスクにも問題がないわけではなく、使用者の感想などを見ていると、

姿勢がよくなり肩こり・腰痛がなくなった。
筋肉がついた。
仕事の効率が上がった。
眠気などがこなくなった。
痩せた。
無駄なネットサーフィンなどをしなくなった。

 

などの良い効果を感じて使い続けることにした人と..

ずっと立っていることですぐ疲れてしまう。
頭を使って考えなければならないような仕事の場合、集中できない。
じっと立ち続けていると足がむくむ。

として、試してはみたけど止めてしまったという人もいました。

 

考えてみると、座り机でもずっと動かずに座っていると疲れてしまいますし、足もむくみます。
また、同じところに立って仕事をするお寿司屋さんや美容師さんにむくみや下肢静脈瘤が多いことは有名ですね。

 

高さが電動で調節できるデスクもあるようですが、これは非常に高価です。
お金とスペースを使わない簡単な対応策としては、

1時間に1回は席を立つ。
1日少しずつでもいいから合計30分程度軽く身体を動かす。
お昼休みにずっとデスクに座っていないで動く。

少しの心がけで改善できるので、座り続ける不具合を感じていらっしゃる方はぜひ上記3項目をやってみてくださいね!