コラム

しょうが?ココア?

こんにちは!

市ケ谷整体院の野元です!
朝晩は風が冷たく感じるときが多くなってきました。明後日からは10℃を下回る時間帯もあるとか..

という訳で今回は身体を温める飲み物のお話です!

効能が期待できる食物
身体を温めるというと必ず名前が上がるのが生姜ですが、同じくココアも必ずと言っていいほど名前が上がります。
ココアの原材料になるカカオは、南米からヨーロッパに伝わった当初、薬として薬剤師が扱うものでした。生姜も漢方薬や薬膳の重要な材料です。
どちらも昔は薬として扱われていたくらい、効能が実感できる食物ということなのでしょうね。

ココアの冷え性改善効果は、森永製菓の実験により、実際に長時間冷え性抑制効を持続することが証明されたとのこと。

生姜のほうが早く温めるけれど、ココアのほうが温かさが長持ちするということですね。

生生姜と乾燥生姜の効果の違い
また、生姜は、生のものよりも乾燥したもののほうが身体を温める効果は高いようです。
生生姜に含まれるジンゲロールという成分が手足の末端を温めるのですが、その代わりに深部の熱が奪われるため、手足が温かくなっても、実は体温は少し下がってしまうのだとか。

乾燥生姜では、ジンゲロールが一部ショウガオールという深部の熱を作り出す働きのある成分に変化しますので、結果、生生姜よりも乾燥生姜のほうが身体を温める効果は高くなります。

こうなると、ココアに乾燥生姜パウダーで一石二鳥でしょうか?

実際、ネットで検索するとジンジャーココアのレシピは出てきますが、生生姜のしぼり汁、チューブのおろし生姜を使っているものが多いです。

ココアは健康効果も
ココアは、一時テレビでダイエット効果を謳われて店頭から商品が消えてしまったこともあったように、身体を温める以外にもいろいろな健康効果が謳われています。

ただし、ここで対象となる「ココア」は、純粋なココアパウダー「ピュアココア」のことです。最初からミルクや砂糖入りの調整ココアでは、残念ながらココアの健康効果は減少してしまいますのでご注意ください!

高級チョコレートがお高いように、実はピュアココアも結構お値段が張ってしまうのですが、健康のことを考えて飲むならそちらを選びましょう。でも、いくらピュアココアを使っても、お砂糖の入れすぎにはご注意を!