コラム

スパイスで健康に?

こんにちは!
市ケ谷整体院の野元です!

辛いもの、好きですか?苦手ですか? 最近はスパイスが身体にいいという話もさまざまに聞くようになって、健康のために取り入れたいという方も多いかもしれませんね。クルクミン=ウコンの効果と効能
カレーの主なスパイス「クルクミン=ウコン」などにも、数多くの健康効果があるそうです。肝臓にも良いとされることから、二日酔い防止やお酒を飲む前に利用されることも多くなりました(元々腎機能の弱っている方は利用に注意が必要です)。ただ、カレーが辛いことから誤解をまねきそうですが、クルクミンが辛いというわけではないのです。ウコンは、むしろ生姜の仲間ですので、辛味があるといっても、よく想像するような「激辛」というものではありません。

生姜の効果と効能
もともと生姜自体が、身体を温める成分として有名ですね。
通常の生姜の場合、身体を温める成分はジンゲロールとショウガオールです。ジンゲロールは生の生姜に、ショウガオールは乾燥生姜に多く含まれます。

それぞれ働き方が違い、ジンゲロールは幹部の熱を回して末端を温める効果があり、ショウガオールは血流を良くして身体の内側から温める効果があります。
身体を温めようと生の生姜ばかり摂っていると、身体の内側は温まっていないということにもなりかねませんので、注意が必要です。

唐辛子の効果と効能
辛いものの代表というならば、やはり唐辛子でしょうか。
スパイスにはさまざまな効能があり、もちろんその中には身体を温める効果が期待できます。ですので「寒くなったら辛い料理!」は理にかなっているわけですが、とにかく辛ければいいという訳ではありません。

本当に限度を超えた激辛のものばかり食べていると、胃腸を痛めてしまうことも。
肌に塗って刺激物となるスパイス、唐辛子は、もちろん胃腸にとっても刺激物。刺激を求めてエスカレートしていく辛党の方もいると思いますが、程々にということですね。

唐辛子の成分・カプサイシン効果で痩せられる!と、一時期評判になり、ダイエットを目指す方が、こぞって辛い韓国料理を食べに殺到したということもありました。カプサイシンは局所刺激成分であり、その効果を期待して鎮痛外用薬(特に温湿布薬)に配合されていたりもします。ただし、その名のとおり刺激成分ですので肌の弱い方などは使用に注意が必要です。