こんにちは!
市ケ谷整体院の野元です!
「秋ナスは嫁に食わすな」という言葉をご存じでしょうか?
この言葉、実は複数の意味があると言われています。
「秋ナスは嫁に食わすな」 3つの意味
もっとも有名なのが「秋ナスのようにおいしいものを、嫁なんかに食わせるな」という絵に描いたような嫁姑間のイジワル発言。
他にも「ナスは身体が冷えるから、妊娠中の嫁には食べさせないようにしないといけない」「ナスは種が少なく、子宝に恵まれないと困るから縁起を担いで嫁には食べさせない」など、主にこの3つの意味があると言われているそうです。
本来は一番目の意味で使われていて、そのほか二つは、姑が嫁への言い訳に、そんなふうに言って誤魔化していたのではないかとの意見もあるそう。
ナスの他にも、秋のカマス、秋鯖、春のわらびも嫁に食わすなと言われているそうなので、それらと同じく嫁いびりの言葉ととらえたほうが正解な気がします。大昔から嫁姑問題は根深いのですね(笑)。
ただ、ナスが身体を冷やすというのは本当で、冷え性の人、声帯を荒らすため咳の出やすい人などは取りすぎに注意するようにとされています。
ナスに含まれる栄養素
最近は年中販売されており、旬の判りにくい野菜が多いですが、ナスの旬は丁度いまの時期から秋ごろ。原産国はインドです。
ナスの栄養はほとんど水分と炭水化物で、低たんぱく、低カロリー。いわゆるビタミンなどは多く含まれておらず、栄養豊富とは言い難いようです。
しかし、抗酸化物質であるアントシアニンが豊富で、血栓ができるのを防いだり、目の疲労を改善する効果が期待できます。
また、食物繊維も豊富で、ミネラルも多少含むことから、生体調節機能に優れると言われています。
特にぬか漬けや油で炒めることと相性がよく、栄養価が増したり、抗酸化力がアップします。
栄養のことを考える場合、ナスはぜひ皮ごとお召し上がりください。
ナスに含まれるアントシアニンは、皮の部分に存在します。
最近は夏の疲れが今頃出てきて、バテ気味の方いらっしゃるかと思います。
しっかりと美味しい旬のものを食べて、体調を整えてくださいね!