コラム

汗疹対策!

こんにちは!

市ケ谷整体院の野元です!

 

 

7月も後半になると学校も夏休みに入り、子供たちには楽しい、お母さんにはちょっと大変な季節です!また、本格的に暑くなる季節でもあります。

 

 

この季節、子供たちはもちろん、大人にも増えてしまうのが虫刺されとあせも。かゆみというものは、なかなか我慢のきかない感覚で、気が付くと虫刺され痕やあせもの部位をガリガリと引っ掻いてしまっていたりします。

 

「引っ掻いてはだめ」とは、誰もが必ず言われるセリフだとは思うのですが、これがなかなか我慢できません。大人でもそうなのですから、子供となればなおさらです。

 

特に、あせもができやすい赤ちゃんの皮膚が真っ赤になっていたりすると、見るからにかわいそうです。

 

あせもとは、大量の汗をかくなどして汗管がつまり、汗が体外に排出されずに起こる炎症反応です。

 

あせもには2種類の症状があり、赤くなりかゆみや炎症をともなうあせもと、水晶様汗疹と呼ばれる非常に細かい水ぶくれがたくさんできる透明なあせもです。

 

後者のほうが症状が軽く、気づかないうちに治ってしまう方も多いようですが、問題はかゆみをともなう前者で、以下の点に注意して対処してください。

 

【1】
寝具や衣服に注意して、いつまでも汗が皮膚に残らないように注意する。化繊の生地などは通気性が悪くなるものもあるので、綿などの素材が望ましい。汗をかいた場合は、こまめに濡れタオルで拭くか、シャワーを浴びるなどする。(但し、拭く場合はごしごし擦らず、シャワーは浴びすぎない)

 

【2】
かゆみが強く、我慢できない場合は、掻き壊してしまったりすると症状が悪化したり、細菌感染の可能性もあるので、塗り薬などでかゆみ、炎症に対処する。ただし、お薬は<1>を行った上で、補助的に使用するほうがよい。

 

【3】
数日~1週間経っても状態が良くならない場合は、皮膚科を受診する。

 

ベビーパウダーは予防としての効果は期待できても、出来てからつけたり、必要以上に厚くつけたりすると、逆効果になるそうです。また、濡れた状態でつけるのもNGですので、お風呂上りなどの場合、十分水気を拭きとり、少し乾燥したタイミングで使うのが正しい使い方です。