コラム

バテバテに漢方?

こんにちは!

市ケ谷整体院の野元です!

 

 

 

なんとなくだるい、気力が出ない、食欲がない……。

暑い夏から秋にかけては、いわゆる「夏バテ」で悩む患者さんが多くなるのが特徴です。

夏バテや、慢性疲労の場合、東洋医学的には「症状はあるが、検査に異常が認められない状態」を「未病」と言います。もちろん、検査で異常が認められ、病気と診断できる場合もありますが、検査でまったく異常が認められないケースも案外多いそうです。

 

 

「未病」とはその字のごとく、「未だ病にあらず」という意味です。ただ放置してしまえば、やがて明らかな病気になる可能性もあります。そもそも、そのまま何もしなければ、長い間体調不良のまま生活しなければならず、QOL(生活の質)が落ちてしまいます。

 

 

また、夏バテに多いのは、汗がだらだら流れ、胃腸機能が低下し、下痢ぎみになるような状態です。このような人には「清暑益気湯」が効果的です。

 

そして、胃腸症状のうち、とくに胃にくるタイプには「六君子湯」が適しています。食べるとすぐに胃もたれを感じ、食べたくても食べられずに夏バテしてしまう、という人に向いている漢方です。

 

夏に激しいスポーツをしたあとや、就寝中に突然襲ってくる「足のつり(こむら返り)」。
ふくらはぎの筋肉が硬直するケースが多いですが、足先、土踏まず、太ももなどがつる方もいます。

 

その原因は、「筋肉疲労、血行不良、ミネラルや水分不足」が一般的ですが、糖尿病やある種の筋肉や神経の病気、甲状腺の病気、変形性腰椎症などによる神経症状として起こることも少なくありません。

 

 

ただ、ほとんどの「つり」は病気と無関係に起こるものなので、特別な治療法はないそうです。

小林製薬が行ったアンケート調査(50~60代の男女2124人対象)でも「37%が月に1回以上つりを経験」し、「33%が痛みや違和感を翌日まで持ち越す」ものの、「十分な対処法はないので、マッサージやストレッチで対処している人が大半を占めている」とされています。

 

 

「こむら返り」はもちろん、腎臓系疾患、ぎっくり腰、月経困難症、気管支ぜんそくにも適応する、西洋薬では考えられないような多くの薬効がある芍薬甘草湯という漢方もあります。頻繁に起こる方は、常備しておくといいかもしれません。