コラム

1匹7万!?

こんにちは!

市ケ谷整体院の野元です!

 

 

先日は秋刀魚の初セリが行われたそうですが..
なんと過去最高額1キロ50万円で1匹7万円だそうです!
庶民の味というよりも完全に高級魚ですね!

 

そんなさんまに多く含まれる成分といえばドコサヘキサエン酸と、エイコサペンタエン酸です。ドコサヘキサエン酸(DHA)のほうが、世間的な知名度は上でしょうか。

 

DHAとEPAの役割とは
【DHAが含まれている魚】
一時「頭が良くなる」などと言われ、一気にDHAという名前が世間に浸透したように思います。含有量の多い食物としては、青魚、その中でもDHAは脂に含まれる成分なのでまぐろのトロなど脂の多い部分が上げられます。そして、調理したものよりも生のものに多く含まれます。さんまにも、もちろん含まれていますね。

 

【DHAとEPAの摂取法&摂取量】

DHAとEPAは、体内でつくることが出来ないため、必ず食物から摂取しなければならない必須脂肪酸です。DHA・EPAの摂取量の推奨量は厚生労働省の食事摂取基準によると、両方の合計で1日1g以上となりますが、魚を多く食べると言われてきた日本人でさえ、近年、1日400mg程度の摂取と言われています。

DHA・EPAを食材から約1g摂取しようと思うと、マグロ中トロで4~5切れ、サンマ1匹、イワシ1~2匹程度が必要だそうですが、確かに毎日毎日それだけのお魚を食べているという方は少ないかもしれません。

また、青魚の中でも大型のマグロなどには水銀が含まれているということもあり、特に妊婦さんには厚生労働省のほうから一般の方よりは少ない量で上限が示されています。

 

 

【血液サラサラ効果】

さて、DHAとEPAの効果ですが、よく宣伝されているのが「血液サラサラ効果」というものです。「血液サラサラ効果」として、動脈硬化の予防、高脂血症の改善、血栓の抑制、高血圧の抑制などが期待されます。また、中性脂肪の減少、アレルギー、アトピーの改善などさまざまな症状にも効果があると言われています。

 

 

 

ちなみに、DHAで「頭が良くなる」と言われる所以は、脳の神経細胞の活性化作用に基づくものであって、自分の持っている機能以上に「頭が良くなる」という魔法のような効果ではないそうです。笑

賢くなるためには、勉強の積み重ねが一番のようですね..