コラム

スキンケアにB7?

こんにちは!

市ケ谷整体院の野元です!

ビオチン、という名前を聞いたことはおありでしょうか?

 

ビタミンB7の別名で、ビタミンB群に含まれます。

日本ではあまり単独のサプリは見かけませんが、サプリ先進国アメリカでは日本の摂取目安量の100倍にあたる1錠5000μgレベルの商品が多種多様に販売されており「肌細胞を再生してくれるビタミン」として、とてもメジャーな栄養素です。

 

ビオチンの働き

肌だけでなく、髪(白髪)、爪、アレルギー、タンパク質・資質・糖質の代謝にも関わっているのがビオチンです。

疾患でいうと、糖尿病、アトピー性皮膚炎、掌蹠膿疱症などにも関係するとされています。

 

ビオチンは、多くの食材に含まれていますし、腸内細菌が作り出す成分ですから、基本的には欠乏症はないとされてきました。

しかし、昨今の抗生物質の乱用や、食生活の乱れによる腸内環境の悪化、喫煙、飲酒、先天性代謝異常などにより、足りなくなっている人は意外に多いのではないかと言われ始めています。

髪や皮膚、爪などに問題のある方は、試してみてもいいかもしれません。
日本では上限設定があるため、高濃度の単品商品は販売していませんので、含有量の少ないものか、サプリのビタミンB郡などに含まれています。

 

ビオチンを利用する時には以下の注意が必要です。

 

アシドフィルス菌やミヤリサンなど、ビオチンをエサにしない整腸剤と一緒に飲む

吸収を助けるビタミンCと一緒に飲む

ビタミンBはグループで働くので、できればその他のB郡も一緒に摂取する

食べ物ではレバー系、豆系、海苔に多く含まれますのでお肌や髪の健康が気になる方は試してみるといいかも..