こんにちは!
市ケ谷整体院の野元です!
突然ですが、酢豚やハンバーガーに入っているパイナップル、OK派ですか?NG派ですか?
好みはそれぞれあるでしょうが、あのパイナップルは伊達に入っているわけではないのです。その理由は、パイナップルに含まれる酵素「ブロメライン」です。
ブロメラインは、たんぱく質を分解する酵素で、肉を柔らかくする作用があります。
そのため、お肉とパイナップルを一緒に食べることは、肉質を柔らかくするだけでなく、消化の助けにもなりますから、理にかなっているのです。
胃液不足で食後に胃がもたれるという方は、食後のデザートにパイナップルを適量食べることが消化の助けになったりするそうですよ。
ちなみに、パイナップルをたくさん食べて、口の中や舌がぴりぴりと痛んだ経験はありませんか?
人間の身体もタンパク質でできていますので、あれはタンパク質を分解するブロメラインのせいなのです。
ブロメラインは芯のところにたくさん含まれますので、硬くて食べにくい芯は、細かく刻むかすり下ろしてお肉の下処理に使うと有効活用できますね!
また、ブロメラインは天然の抗炎症薬とも言われるため、風邪のときの咳止めや、炎症性の赤いニキビなどにも効果があるそうです。
もちろん、ビタミンやクエン酸も含まれますので、疲労回復にもいいですね!
厚い皮は剥きにくそうですが、慣れてしまえば結構さくさくとひと口大にカットすることができます。口の中のピリピリには気をつけつつ、夏の味覚であるパイナップルを楽しんでくださいね!
注意点としては、注目の酵素「ブロメライン」は、熱に弱く、60度以上の加熱で効果を失いますので、生のままデザートで食べるか、濃縮還元でないフレッシュジュースで摂る必要があります(濃縮還元ジュースや缶詰のものは加熱されています)。 ただし、パイナップルはアレルギーも起こしやすいフルーツですので、フルーツにアレルギーのある方は気をつけてください!