コラム

ヒミコノハガイーゼ!

こんにちは!

市ケ谷整体院の野元です!

 

 

 

「よく噛んで食べなさい!」

お食事の時に、お母さんからよくそう注意されたという方もめずらしくないのではないでしょうか。 ではなぜ「よく噛む」と良いのかご存知ですか?

 

噛むことによって、以下の健康効果が期待できるとされています。

 

肥満防止(食べ過ぎを防ぐ)
味覚の発達
言葉の発達(口の周りの筋肉が発達)
脳の発達(脳への血流量が増える)
歯や構内環境にいい(唾液が細菌や食べかすを流し、虫歯や歯肉炎の予防に繋がる)
ガンの予防(唾液に発ガン物質抑制の効果)
胃腸を助ける(消化を助け、胃腸を活発に)
全身の体力向上

 

以上をまとめて、「ヒミコノハガイーゼ」という標語まであるそう..

 

現代では食べやすい、柔らかい食べ物が多いため、あまり咀嚼をしなくなった若い世代の顎が発達しなくなったため、顎の細い細面の輪郭が増えているとも言われています。

口の周りの筋肉も発達しないため、ポカンと口を開けている若者たちも増えてきており、その状態が口呼吸を招くため、免疫低下、呼吸器の炎症、感染症にかかりやすくなるなどの悪影響にも繋がっています。

 

噛まないので唾液が少ない、口呼吸をしているということが、ドライマウスの原因と言われていますが、それが口臭の原因になったり、さまざまな口腔トラブルを引き起こし、病気の引き金になってしまうこともあるのです。

 

また、噛まずに食べることは、それだけ胃腸に消化の負担をかけることになるため、ひいてはそれが身体全体の負担・不調になったり、胃腸障害に繋がったりもするそうです。

 

そして、胃腸の調子が悪くなると、アレルギーや肌の調子の悪化にも関わってしまうことも!

 

よく噛むことで消化の負担を減らし、栄養の吸収を良くし、唾液を十分に出るようにすることができます。

また、噛むことでセロトニンの分泌が促進されるため快眠にも繋がり、食事誘導性熱代謝がアップするため、ダイエットにも効果的。血糖値の急激な上昇を抑える働きもあります。

実は、お母さんの教えはいろいろ奥深かったわけです!

 

 

たくさん良い効果があるので、食事に噛み応えのあるものを増やすとか、とにかく一旦箸を置き意識して噛み続けるなどして、ぜひ実行してみてください!