コラム

音楽を聴くとき..

こんにちは!

市ヶ谷整体院の野元です!

 

皆さんは普段イヤホンで音楽を聴きますか?

最近はとくに通勤や通学中に携帯音楽プレーヤーのみならず、スマホなどでも簡単に音楽が聞けるようになっているため、街中でイヤホンをしている人は多く見受けられます。

これが、大きく分けて2つの問題を起こしているようです。

ひとつは安全の問題です。
自分の耳を塞いでいるわけですから、見えないところから人が近づいても気づかないことや、知り合いに声を掛けられても気づかないことがあります。これが人ならまだしも、自転車や車が近づいても気づかない人がいるのです。

イヤホンの機能によっては、ノイズキャンセラ機能など、外部の雑音を消す効果のあるものがありますが、これ個人的に試してみた時は、本当に外の音が聞こえなさすぎて怖かったくらいで、とても歩きながらつけようという気にはなりませんでした。

昼夜関わらず、自転車に乗りながらイヤホンで両耳を塞いでいる方もよく見かけます。
もしもサイレンやクラクションなどの安全に必要な音も聞こえないような音量でつけていた場合、都道府県によっては道路交通法違反に問われる可能性がありますし危険ですので、音量には十分注意してください。

もうひとつが、最近ずいぶん増えてきたと言われる「ヘッドフォン難聴」です。
ヘッドフォン難聴とは、長い時間大音量の音楽をヘッドフォン(イヤホン)で聞き続けることで、耳の感覚細胞を酷使し、聴覚が劣化することを言います。

 

  • 大きな音を聞く
  • 長時間にわたって音を聞く
  • 周波数が高い音を聞く

この状態が続くことにより「ヘッドフォン難聴」になってしまう可能性があります。

最初は日常会話に含まれないような高音から聞こえにくくなり、次第にそれが中音・低音にまで広がってくると、治療により聴力を取り戻すことが難しくなるそうです。イヤホン大音量で音楽を聞きながら寝てしまうなどは、本当に良くないNG行為です。

耳鳴り、聞こえづらい。耳のつまる感じ、小さな声が聞き取りづらい、などの症状を自覚したら、早めに耳鼻咽喉科での検査を受けるようにしてください。

耳の感覚器は一度ダメージを受けると再生しないそうです。そうならないために、音量には十分注意し、ずっとイヤホンを耳に入れっぱなしなどの生活をしないように気をつけてくださいね。音楽を流しても、外の会話や物音が聞こえるくらいに留めるのが目安だそうですよ!