コラム

もうそろそろ..

こんにちは!

市ヶ谷整体院の野元です!

さて、もう本格的に飛び始める花粉。よく聞くのが、薬は早めに飲んでおく方がいいということです。
実際よく聞くお薬「アレグラFX」にも〈用法・用量に関連する注意〉の中に「花粉など季節性のアレルギー性鼻炎による症状に使用する場合は、花粉飛散期に入って症状が出始めたら、症状の軽い早めの時期からの服用が効果的です。」とあります。
お薬だけでなく、食べ物や健康食品でも花粉症によいと言われているものはたくさんあります。甜茶がいい、しその油がいい、ルイボスティーがいい、凍頂烏龍茶がいいなど、さまざまです。アレルギー症状はつらいものですから、どんな情報も試したくなるのは人情というもの。
その中でもよく上げられるのが発酵食品。海外ではチーズやワイン、ヨーグルトなどの動物性のものが多く、日本では味噌、醤油、ぬか漬け、甘酒、納豆など植物性のものが多く少し前に流行った塩麹も発酵食品です。

基本的には、発酵食品を取る⇒腸内環境が改善される⇒花粉症やアトピーなど免疫系の過剰反応を抑えることができたり、免疫力が上がるということのようです。腸内環境を整えることは、花粉症やアレルギー症状だけに限らず、身体の為によく推奨されることですから、結局は食生活、日常生活のサイクルなど、すべてにおいて気をつけなければならないということなんですね!

実際「アレグラFX」などの抗アレルギー薬は、基本的にはつらい症状を抑えるお薬であって、根本治療のためのお薬ではありません。

ただ、お薬と同じく、食べ物や食生活についても知識や勉強が必要な現代社会。気にせず、知らずに食べていたイクラが人工イクラだったなどということもありがちです。この人工イクラ、原材料を見てみるとアルギン酸ナトリウム、カラギーナン、ゼラチン、ペクチン等の混合物にサラダ油や海藻エキスとなんだかいろいろなものが含まれています。(もちろん、製品によって内容は変わってきます)

みりん風調味料はよく見かけますが、なんと醤油にまで醤油風調味料があるのだとか。たまに食べ物の内容表示などを見ていると、わけのわからないカタカナばかりがたくさん羅列されているものもあって、これは身体にどう影響するのだろうと疑問に思うこともあります。

そういえば、このあいだ本屋さんの店頭で「長生きしたけりゃ肉は食べるな」という本と、「肉を食べる人は長生きする」という本が並んでいました。あまりにまったく正反対のことを訴えていて思わず失笑してしまったのですが、結局は個々人がしっかりと自分の身体に取り込むものの知識を仕入れ、最後には個人の体調に合わせた個別判断ということになるのかもしれません。